桃子イーグル連発!不動ともに2位発進

[ 2008年7月31日 21:02 ]

9番でイーグルを決め、観客の声援に応える上田桃子

 女子ゴルフの今季メジャー最終戦、全英女子オープン選手権は31日、英国南部のサニングデールGC(6408ヤード、パー72)で開幕し、上田桃子は9、10番で連続イーグルを奪うなど2イーグル、5バーディー、3ボギーで6アンダー、66をマークし2位と好スタートを切った。不動裕理も8バーディー、2ボギーで回り、66の好スコアで2位。

 宮里藍も9番でイーグルを奪うなど、1イーグル、5バーディー、3ボギーで68の13位と好発進。横峯さくらは71で52位、昨年7位の佐伯三貴は76で121位、馬場ゆかりは77の128位だった。

 48歳のジュリ・インクスター(米国)が65と好スタート。2連覇を狙うロレーナ・オチョア(メキシコ)と前週優勝のヘレン・アルフレッドソン(スウェーデン)はいずれも69の22位、アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)は72で66位だった。

 ≪日本のライバルが刺激に≫メジャー初挑戦で予選落ちに終わった前回開催から4年。成長した宮里が、サニングデールに帰ってきた。毎日の目標としていた4アンダーも達成し「けっこう我慢もしたが、最低限のことはできた」と納得の表情だった。
 この日のハイライトは、イーブンパーで迎えた9番パー4だった。ドライバーでグリーン手前の土手にぶつけ、273ヤードを1メートル足らずにつけ1オン。これをきっちり沈めてイーグルとし「前半を2アンダーと思っていたので、本当に大きかった」。これで波に乗り10、12番はいずれも1・5メートルにつけバーディー。前週苦しんだパットも好調とあって「いいスタートが切れた」と第2ラウンドに向けて手応えは上々の様子だった。「(上田や不動が好スコアだったのも)いい刺激になった」そうだ。

 ▼上田桃子の話 出だしが連続バーディーだったし、連続イーグルもあって、本当にいいゴルフだった。先週から調子が上がってきていて、この1年間全英に向けて準備してきたこともうまくできた。

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2008年7月31日のニュース