自ら肝臓を提供 宮沢「母にいい結果を」

[ 2008年7月31日 06:00 ]

 北京五輪男子ロードレース代表の宮沢崇史(30=梅丹本舗GDR)は「母のために頑張りたい」と話した。01年9月に肝硬変を患った母・純子さんに自らの肝臓の半分を提供した。移植後は2年ほど競技から離れたが「五輪で結果を出すことで、自分にとっても周りにとっても意味を持つ」と奮起し、07年アジア選手権で優勝。「ハンデはあるが、仕方のないこと。母にいい結果を報告したい」と長野県内で元気に働く59歳の母に贈る活躍を誓った。

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2008年7月31日のニュース