為末 四百障害7位/ロンドン・グランプリ

[ 2008年7月26日 23:54 ]

 陸上のロンドン・グランプリ最終日は26日、ロンドン郊外のクリスタルパレスで行われ、男子二百メートルはウサイン・ボルト(ジャマイカ)が19秒76の好記録で制した。

 男子四百メートル障害には、北京で五輪3大会連続の代表となる為末大(APF)が出場し、51秒36で7位だった。
 5月末に百メートルで9秒72の世界新記録を樹立した21歳のボルトは、北京五輪前の最後のレースを快勝で締めくくったが、五輪での出場種目はまだ決めていない。

 ≪「無事生還という感じです」≫男子四百メートル障害の為末は最初のハードルを跳ぶ直前に右の尻がつったようになったという。「止まろうかと思ったが、気のせいにも思えてきて、1周回ってしまった。無事生還という感じです」と苦笑いした。
 前半でスピードに乗れず、後半は大幅に失速。51秒36で7位に終わったレースを「スピードを殺さない練習ばかりやってきたから、スピードがないままでいくと届かない感じになる」と分析した。
(共同)

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2008年7月26日のニュース