五輪のセーリング会場の藻 ほぼ撤去

[ 2008年7月15日 06:00 ]

 北京五輪のセーリング会場となる山東省青島の沿岸に大量の藻が漂着した件で、青島市は14日、五輪関連海域の藻をほぼ撤去し終えて、水質にも影響はなかったことを明らかにした。同日付の中国紙、新民晩報などが伝えた。藻は黄海海域で5月末に発生、沿岸に漂着した。一時は、五輪関連海域約50平方キロのうち約32%が覆われたが、現在は0・5%に縮小。防御ネットも設置された。撤去作業には人民解放軍兵士や市民のボランティアなど、延べ約15万人があたり、撤去された藻は68万トン以上に上る。

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2008年7月15日のニュース