ケガぶっ飛ばした石井「自信持っている」

[ 2008年7月15日 20:43 ]

北京五輪柔道男子日本代表の強化合宿で練習する石井慧

 北京五輪の柔道男子日本代表が15日、東京都北区のナショナルトレーニングセンターで強化合宿を公開し、100キロ級の鈴木桂治(平成管財)100キロ超級の石井慧(国士舘大)60キロ級の平岡拓晃(了徳寺学園職)らが外国勢対策を意識した練習を行った。

 鈴木は内またや大外刈りに加え、背負い投げの打ち込みや投げ込みを行い「海外も研究している。相手を混乱させることができればいい」と説明。本番まで1カ月を切り「金メダルしか考えていない」と意気込んだ。
 石井は6月下旬に痛めた右足親指が回復し、乱取りや大型の外国選手を想定した研究に励んだ。体重は4月から5キロ以上も増えて「重くなったが、動きは速くなったと感じる。自分に対して自信を持っている」と話した。
 左ひざを痛めている平岡は「出来は6割ぐらい。焦りはない。組み手の精度とスピードを上げていく」と最終調整に向けた課題を挙げた。

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2008年7月15日のニュース