「幸運です」木村庄之助が最後の裁き

[ 2008年3月23日 20:02 ]

白鵬と朝青龍の相星決戦を裁く立行司の木村庄之助

 大相撲の立行司で来月に日本相撲協会を定年退職する木村庄之助(64)=本名伊藤勝治、東京都出身、伊勢ノ海部屋=が春場所千秋楽の23日、大阪府立体育会館で記者会見し「両力士を公平に立たせるという信念をもってやってきた」と行司人生を振り返った。

 1956年夏場所が初土俵で、昨年夏場所から34代木村庄之助を襲名した。2場所連続で横綱の相星決戦を裁き「大一番で行司ができたことに感謝している。幸運です」と感慨深げに話した。

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2008年3月23日のニュース