処置なしバスケ協会8度目の流会

[ 2008年3月23日 20:01 ]

 日本オリンピック委員会(JOC)から無期限の資格停止処分を科された日本バスケットボール協会は23日、臨時評議員会を招集したが、欠席多数で昨春から通算8度目の流会となり、具体的な善後策を検討できなかった。2008年度予算なども審議できなかった。

 JOCが認めていない役員人事を白紙に戻すには、評議員会の決定が必要。石川武会長代行は「会が開かれなければ前に進めない。後戻りもできない」と述べ、JOCが正常化に向けて提示する方策を待つという。
 先だって開催された理事会では、1人の理事が石川会長代行の解任と執行部の総退陣を提案したが、同調する声は上がらなかった。石川代行は組織運営のうえで「空白はつくれない」と従来の姿勢を強調した。

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2008年3月23日のニュース