シャラポワ 強豪を1時間殺

[ 2008年1月21日 06:00 ]

 全豪オープンテニス第7日は20日、豪州・メルボルンパークで女子シングルス4回戦が行われ、第5シードのマリア・シャラポワ(20)は第11シードのエレーナ・デメンチェワ(26)をストレートで下し、準々決勝進出を決めた。次は第1シードのジュスティーヌ・エナン(25)と対戦する。

 シャラポワが優勝候補の中でも際立って好調だ。過去2度のグランドスラム準Vを経験している強豪を、わずか1時間2分で粉砕。シャラポワは「特にリターンでよく攻めていけた」と話した通り、弱点のサーブに狙いを定めて6度もブレークし、勢いに乗った。準々決勝の難敵エナンとの対戦成績は2勝6敗で、現在2連敗中。しかし、「前は前。次は次。(エナンは)越えなくてはならないハードル」と話したシャラポワの視線の先には、大会初優勝がある。

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2008年1月21日のニュース