高砂親方退き、九重親方が理事候補に

[ 2008年1月21日 21:34 ]

 大相撲の高砂一門は21日、東京都内で一門会を開き、初場所後に実施される日本相撲協会の役員改選で、九重親方(元横綱千代の富士)を初めて理事候補として擁立することを確認した。広報部長を務める高砂親方(元大関朝潮)は、弟子の横綱朝青龍が昨年起こした一連の騒動に対する責任を取り、理事を退く。

 一門ごとの票割りで、九重親方の新理事就任は確実な情勢。現役時代は史上2位の優勝31回を誇り、1994年から役員待遇となって審判部副部長を務めてきた九重親方は「一門の代表として、しっかり頑張っていきたい。まだどこのポジションかは分からないが、できることを前向きにやっていく」と話した。

 監事については他の一門との調整があるため、この日は候補者の擁立を見送った。

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2008年1月21日のニュース