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高市首相の一夜明け会見 後藤謙次氏が“後出しじゃんけん”指摘「結果出てから言うんじゃ遅い」

[ 2026年2月9日 20:35 ]

 ジャーナリスト後藤謙次氏が9日、BS-TBS「報道1930」(月~金曜後7・30)に生出演し、高市早苗首相がこの日、衆院選から一夜明けて開いた会見について自身の見解を語った。

 8日に投開票された衆院選で、公示前198議席だった自民は、単独で3分の2を超える316議席(315+追加公認1)を獲得した。一つの政党が単独で3分の2以上の議席を獲得するのは、戦後初めて。高市人気の高さ、期待感が如実に表れる結果となった。歴史的大勝から一夜明け、高市氏は消費減税について「夏前には、国民会議で中間取りまとめを行いたい」と青写真を示した。

 会見の印象を問われた後藤氏は、「中身はともかく、今日の高市さんの最大の狙いは、選挙戦を通じて論点が全く整理されていないんだけど、公約に書かれたことは皆さん、認めてくれましたよね?裏書きされましたね?と確認するための会見だったと思う」と指摘した。「個々の問題については、ほとんど選挙中に議論が深まったということはない。公約を見るという人がほとんどいないまま投票している。白紙委任状に近いものを受け取ったんですよ?と宣言したような会見に聞こえましたね」。その上で「野党は圧倒的少数になりましたけど、国会での議論がますます重要になっていく」と続けた。

 高市氏は1月の会見で「国論を二分するような大胆な政策や改革にも果敢に挑戦していきたい」と話していた。その内容を選挙期間中に具体的に語ることはなかったが、会見では責任ある積極財政や安全保障政策の強化、インテリジェンス能力の強化であると説明。選挙後になってやっと、「国論を二分する政策」とひも付けられた形だ。

 後藤氏は「結果が出てからこれを言うんじゃ遅いわけですよ」と、後出しじゃんけんを指摘。「消費税(減税)も2026年中に実施したいと言っていた。そこからすれば、かなり後退した。夏までに中間的な取りまとめですから、実施に移すのはほど遠いんじゃないか」とも述べた。

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