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安倍元首相銃撃、山上徹也被告側が控訴 無期懲役不服 一審で懲役20年相当と主張

[ 2026年2月4日 09:57 ]

山上徹也被告
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 2022年7月に奈良市で参院選の応援演説中だった安倍晋三元首相=当時(67)=を銃撃し殺害したとして、殺人や銃刀法違反などの罪に問われた山上徹也被告(45)側は4日、求刑通り無期懲役を言い渡した奈良地裁判決を不服とし、大阪高裁に控訴した。弁護団が明らかにした。同日が控訴期限だった。

 弁護側によると、被告の母親が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)へ入信し、総額1億円に上る多額の献金をして家庭が困窮。一審で、被告の不遇な生い立ちが動機に結び付いたとし、量刑について「重くても懲役20年までにとどめるべきだ」と訴えていた。

 一審の裁判員裁判で、被告は「私のしたことに間違いありません」と殺人罪の起訴内容を認めた。弁護側は、手製銃は拳銃等には当たらないとして銃刀法違反の発射罪などは無罪を主張。被告は「宗教が関わった虐待の被害者」で、経験を社会復帰後に生かすべきだとして有期刑を求めた。

 1月21日の地裁判決は、被告は教団に怒りを抱き、安倍氏が教団に影響力がある人物だと考え襲撃を決めたと認定。生い立ちは不遇な側面が大きいとする一方、安倍氏に落ち度は見当たらず、多数の聴衆がいる現場で複数の弾丸を発射した危険性は著しいと判断した。

 判決によると22年7月8日、奈良市の近鉄大和西大寺駅前で演説中だった安倍氏を手製のパイプ銃で銃撃し、殺害した。

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