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上野動物園の双子パンダ観覧終了 副園長「新たな環境に慣れて、健康で元気に暮らすことを願っています」

[ 2026年1月25日 17:23 ]

 中国に返還される上野動物園(東京都台東区)の双子のジャイアントパンダ、雄シャオシャオと雌レイレイ=いずれも4歳=の最終観覧日となった25日、大勢のファンが同園を訪れ、別れを惜しんだ。観覧は事前抽選制で、14日から12日間で31万5000人の申し込みがあり、最終日(4400人)の申し込みは倍率24・6倍に上った。

 午前9時半の開園前から長蛇の列。パンダグッズを身に着けた人や、感謝のメッセージをつづったうちわやパンダのぬいぐるみを抱えた人などが大勢詰めかけた。

 全ての観覧時間が終わり、同園の金子美香子副園長が報道陣に対応。「これまで2頭の成長を見守っていただいた皆さん、大変ありがとうございます」とこの日も大勢が詰めかけたファンに感謝を述べた。また「2頭はこの後上野動物園を明後日(27日)に出発いたしまして、中国の飼育施設に移動します。どうか温かく見送っていただきたいと思っています」と説明し、「2頭が飼育施設に到着して、新たな環境に慣れて、健康で元気に暮らすことを願っています」と今後への願いを口にした。

 また、パンダがいなくなることへの飼育員の受け止めについては「「飼育職員は寂しい気持ちを持っていますが、ここまで育ててきたことを改めて振り返っていると聞いています」と代弁した。

 2頭は27日に日本を出発し、28日中に中国の施設に到着する予定。返還により1972年の初来日以降、初めて日本からパンダがいなくなる。同園では08年からパンダの一般公開が一時途絶えたが、11年2月に雄リーリーと雌シンシンが来日。2頭の間には17年に雌シャンシャン、21年に双子のシャオシャオとレイレイがそれぞれ誕生した。

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