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田崎史郎氏 政界引退表明の菅元首相の思い推測 公明と太いパイプも「高市さんになってむちゃくちゃに」

[ 2026年1月17日 17:31 ]

横浜市内で記者団の取材に応じ、政界引退を表明した菅義偉元首相 (撮影・小田切 葉月)
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 政治ジャーナリストの田崎史郎氏が17日、テレビ朝日「ワイド!スクランブル サタデー」(土曜前11・30)に出演し、次期衆院選に立候補しないことを正式表明した自民党の菅義偉元首相(77)に言及した。

 菅氏はこの日、横浜市で報道陣に「70代になってから自分の政治家としての引き際を考えていた。喜寿を迎え、後進に道を譲ることを真剣に考えて実行する」と語り、政界を引退すると表明した。

 菅氏の初当選以来取材を続けてきた田崎氏は「言葉は少ない方だが言ったことは確実に実現していた」と印象を語り、「公明党、創価学会との選挙協力で水面下で努力されてきた」と自公連立政権を支えてきた1人だったと説明した。

 しかし26年間続いた連立は昨年10月に解消。当時、自民党の高市早苗総裁は「最後の最後」に菅氏に調整役を頼んだが「その段階で公明党の方針は固まっていて動かせなくなっていた」という。

 田崎氏は「早い段階から菅さんがかんでいらっしゃれば連立離脱に至らなかった可能性もあると思う」と話し、「(自公連立が)高市さんになってむちゃくちゃになって、無念の思いを抱きつつ“これでいいのかな”と思われてるんじゃないかなと思います」と菅氏の思いを推測していた。

 菅氏は衆院議員秘書や横浜市議を経て、1996年衆院選で初当選。2006年に第1次安倍内閣の総務相として初入閣。安倍氏の首相再登板で官房長官を務めていた19年4月、新元号「令和」を記者会見で発表し「令和おじさん」として知名度を上げた。20年9月、安倍氏の後を受け第99代首相に就任。新型コロナウイルス対応に当たったものの、批判が続いて21年10月に退任。在任中はデジタル庁創設や携帯電話料金値下げに取り組んだ。

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