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トランプ大統領の発言に見た高市首相との相性 経済アナリスト指摘「一気に政府間の関係から個人に」

[ 2025年10月28日 22:52 ]

笑顔を見せる高市首相(AP)
Photo By AP

 東京国際大副学長で経済アナリストのジョセフ・クラフト氏が28日、BSフジ「BSフジLIVE プライムニュース」(月~金曜後8・00)に生出演し、高市早苗首相と来日中のトランプ米大統領とのコミュニケーションについて私見を述べた。

 高市氏はこの日、27日に来日したトランプ氏との日米首脳会談に臨んだ。高市氏が防衛力や日米安保のさらなる強化を訴えたのに対し、トランプ氏は日本と合意した対米投資の着実な履行をあらためて取りつけた。

 番組では、会談冒頭の両氏のあいさつ全文を放送した。印象を問われたクラフト氏は、「私の持論なんですけど、高市総理の日本語もそうなんですけど、英語もトランプのしゃべり方に似ています」と説明した。トランプ氏のスピーチは文章を細かく切り、大事な部分を強調するのが特徴だといい、「分かりやすいんですよ、庶民からして。こういう似たところがある」と分析した。

 その上でクラフト氏は「これは推測にしかすぎません、想像ですけど、2人が英語でしゃべっている時は、かみ合うんじゃないか、言葉は」とも指摘した。

 またこのあいさつでは、トランプ氏の言い回しに注目したという。それは、文章の主語。「最初の半分(の文の主語)はwe…我々と使っているんです。中盤からI、私に変わっている」。その上で、番組がテロップで流した「質問や要請など日本のためになるなら米国は協力を惜しみません」という言葉について、「訳がトランプさんの真意を把握していない」と指摘。「“質問や要望が日本のためになるなら米国は協力を惜しみません”って、もっとトランプは心がこもっていて」と、その文脈から真意を解説した。

 「I want to let you know anytime you have any questions…いかなる質問、any doubt…いかなる疑問、anything you want…何でも必要なもの、そしてany favors…要望があれば、anything I can doなんです。we canじゃないんです」

 このトランプ氏の申し出について、クラフト氏は「相当、(日本サイドからの)おべんちゃらが効いてる」とジョークまじりに推測。「“自分があなたにやる”と。一気に政府間の関係から、個人の関係にここでシフトしているんです」と、見解を述べていた。

 ここまで親密にアプローチしてくれている以上、クラフト氏から見るとさらなる関係構築のチャンスだという。「ここで携帯番号を聞くチャンスだと思います。マリーン・ワン(大統領専用ヘリ)で、どこで聞くか。直接の関係にすると。これは大きなシフトチェンジだと思います」と話していた。

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