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中林美恵子氏 日米関税交渉合意に各国から「よくやった。日本がうらやましい」の声が…懸念点も説明

[ 2025年7月24日 16:01 ]

18日、首相官邸で記者団の取材に応じる赤沢経済再生相(AP)
Photo By AP

 早大教授で元米国議会上院予算委員会補佐官の中林美恵子氏が24日、TBS「ひるおび」(月~金曜前10・25)に出演し、日米間で合意に達した関税交渉について解説した。

 石破茂首相は23日に米国との関税交渉が合意に達したと発表。米側は25%と宣言した日本に対する相互関税を15%に下げる。日本車や主な自動車部品への25%の追加関税は半減。基本関税2.5%と合わせ計15%とする。8月1日の期日を前に協議が妥結し、石破首相は「大きな成果」と強調した。

 中林氏は「トランプ大統領に始まりトランプ大統領に終わった」と今回の交渉を総括。交渉はひとまず合意に達したが「ベセント財務長官がメディアの前でトランプ大統領の言葉として、もし日本が約束したことを履行しないのであれば…四半期ぐらいにチェックするという話らしいが、また25%に戻すということも言っているようので」と懸念を示し、「今回合意したことが二度と変更がないというところまでは約束を取れなかったようなので。そんなものを入れるとトランプ大統領が激怒して“じゃあ初めからやり直し!”と言われたら元も子もないので。それがないということは今後もトランプ大統領の気分によって心配が…(交渉が)終わったと言い切るのはつらいかと思う」と見解を語った。

 それでも各国からは日本の交渉について「よくやった」という声が出ているという。「どういうふうにやったのか?と私も欧州や米国のメディアから取材があった。他の国々のベンチマーク、つまりベースラインになるんじゃないか」とし、「日本がどうしてこれを勝ち取れたのかということで、うらやましいと。だってメキシコやカナダはまだ30%、35%ですよ。他の国のディールが出るまで日本は得をすることになる」と指摘した。

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