「頂き女子りりちゃん」 だまし取った金と知りながら4000万円受け取り“貢ぎ先”ホストら逮捕
「頂き女子りりちゃん」と名乗る女が恋愛感情を利用して複数の男性から現金をだまし取ったとされる事件で、愛知県警は24日、詐欺で得た金と知りながら女から現金計約4000万円を受け取ったとして、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益収受)の疑いで、女が指名を続けた東京・歌舞伎町のホスト「狼谷歩」こと田中裕志容疑者(26)ら男2人を逮捕したと発表した。逮捕は23日。
県警によると、女は詐欺罪などで起訴された渡辺真衣被告(25)で、恋愛感情を利用して現金をだまし取るマニュアルを販売していた。金をだまし取ることを「頂く」と言っていた。被害総額は2億円前後に上る可能性がある。
だまし取った金はホストに貢いでいたとみられている。渡辺被告は歌舞伎町にある田中容疑者の店の常連だった。2021年3月以降、田中容疑者を繰り返し指名して計約1億円を支払っていたとみられ、県警が関連を調べる。犯罪収益を客から受け取ったとしてホストを逮捕するのは全国初という。
逮捕容疑は新宿区のホストクラブで、渡辺被告が横浜市の派遣社員の50代男性からだまし取った金と知りながら、21年6月に1286万円、22年5月に2763万円を飲食代金などとして受け取った疑い。田中容疑者は自身のYouTubeチャンネルで「歌舞伎町No.1ホスト」と称し、「年収6000万円」「年間売り上げ1億円」などと豪語していた。
他に逮捕したのは、東京都中野区の同店店員橋本一喜容疑者(34)。県警によると、橋本容疑者はホストクラブの責任者という。県警は店などからの押収物を公開。渡辺被告が注文したとみられる高級酒や高額の支払い計算書などがあった。












