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バスケ日本、パリ五輪切符懸け対戦 「カボベルデ」ってどんな国? 実は日本とも深い関係

[ 2023年9月2日 04:45 ]

スロベニアのドンチッチとリバウンド争いするエディ・タバレス(右)(ロイター)

 バスケットボールW杯でベネズエラから劇的な勝ち星を挙げ、自力でのパリ五輪出場に王手をかけた日本代表が、きょう2日の運命の一戦で対決する「カボベルデ」に注目が集まっている。アフリカ大陸の西側に位置し、大西洋に浮かぶ島国。ネット上には「人生で初めて聞いた」などの書き込みが相次いでいるが、実は日本とは関係が深い国なのだ。

 カボベルデは10の大きな島と8の小さな島からなる。面積は全て合わせても滋賀県ほど。人口は約56万人で、東京の八王子市より若干少ない。かつてはポルトガルの植民地で公用語はポルトガル語。国名はポルトガル語の「カーボ(岬)」と「ベルデ(緑)」に由来する。

 カボベルデの管轄を兼ねている在セネガル日本国大使館のウェブサイトによると、1960年代、同国の第2の都市ミンデロの港に、日本のマグロ漁船が多数寄港した。島の人たちと日本人船員が交流し、現地では日本人のことを「サイコー」と呼ぶようになった。なぜ「サイコー」かには諸説あり、「最高」の意味や、船員らが身に着けていた日本製時計の「SEIKO」から来たとの解釈もある。

 「サイコー」からは曲も生まれた。その名も「Sayko Dayo(最高だよ)」という歌で、歌詞に「Sayko Dayo」が繰り返し出てくる。陽気な歌で、国民の間で歌い継がれるポピュラーソングだ。カボベルデでは空手が人気スポーツで、日本人船員が教えて広まったというエピソードもある。

 外務省のウェブサイトによると、カボベルデに滞在中の日本人は2人(2022年10月現在)。日本にいるカボベルデ人は14人(21年6月現在)となっている。日本に留学しているカボベルデ人と交流のある東京都文京区の「サクラホテル日暮里」支配人の大久保大輔さん(42)は、国民性を「明るく陽気な人たち」とする。「島国なので、さまざまな文化がミックスしている印象。見せてもらった現地の写真は、海などとても美しい風景でした」と話した。

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