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広域強盗事件捜査 容疑者間で罪なすりつけも?専門家「極刑を免れるために序列を話し始めると思う」

[ 2023年2月7日 15:49 ]

 弁護士の野村修也氏が7日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜1・55)にコメンテーターとして生出演し、日本の広域強盗事件を指示した疑いでフィリピンの収容所から日本に強制送還された今村磨人(38)、藤田聖也(38)両容疑者や、今後の捜査の行方について見通しを語った。

 両容疑者はこの日、日本へ送還。移動中の機内で、窃盗容疑で逮捕された。女性に対する暴力事件で告訴されていた渡辺優樹容疑者(38)小島智信容疑者(45)もこの日、審理が棄却されたのを受け、近く日本に強制送還される見通し。

 野村氏は「明日、残りの2人(渡辺、小島両容疑者)が逮捕されれば、同じタイミングで送検して、その後の捜査を同時並行で行っていく可能性がある」と、今後の捜査の行方を占った。警察が4人の調べを同時に進めることにより、お互いへの情報漏れを防げる狙いがあるという。

 広域強盗事件では、犠牲者も出ているが、今回の2人の逮捕容疑は別の特殊詐欺事件に絡む窃盗の疑いとなっている。野村氏は「窃盗の罪をとにかく固めていくことが今回の捜査の基本になる。最後のやり方が詐欺なのか、強盗なのかは違っていますけど、段取りはかなり似ていますので、その指揮命令系統がポイントになる」とした。

 取り調べはその後、強盗殺人容疑に移っていくとみられる。野村氏は「先の話になりますけど、強盗の事件が捜査の対象になってくると、強盗殺人ということになりますので、極刑の可能性もあるんです。そうなってくると、自分たちが極刑を免れるために(仲間内の)序列を話し始めると思う。“一番(上)はAであって、自分は仕方がなく連絡係をしていたんだ”というような話をし始めると思う」と推測した。

 国内で少なくとも20件発生している窃盗事件では、匿名性の高い通信アプリ「テレグラム」が使われ、海外から指示を飛ばした疑いが強まっている。同アプリは情報開示に大きな壁があると指摘されているが、野村氏は「ここのところがどれが正しいものなのか、というのを見極めるためには、携帯の情報が重要になってくる」と見通した。

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