NASAが海王星の画像を公開 ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影 周囲に薄いリング
米航空宇宙局(NASA)は21日、7月にジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影していた海王星の画像を公開。地球から43億キロ離れた「巨大氷惑星」の薄いリングだけでなく、赤外線の感知が可能とあって、これまで観測されていなかった惑星間ダスト(ダストバンド)なども確認された。
地球の17倍もの質量を持つ海王星のリングは1989年にボイジャー2号が近くを通過した際にも観測。大気は赤い光や赤外線を吸収するメタンを含むため可視光で観測すると青く見えるが、赤外線を感知できるウェッブ望遠鏡では暗めに写っている。衛星は最大のトリトンを含めて14個。AP通信によれば、今回の撮影ではこのうち7個の姿がとらえられている。
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