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バス横転、解明へ映像収集 ドラレコ破損恐れ、愛知

[ 2022年8月23日 08:37 ]

 名古屋市北区の名古屋高速道路で大型バスが横転するなどし9人が死傷した事故で、愛知県警が事故原因の解明に向け、バスや周辺車両のドライブレコーダー映像を収集していることが23日、捜査関係者への取材で分かった。ただ、バスは激しく炎上し、前部を中心に大きく損傷しているため、レコーダーそのものや記録媒体が破損している可能性もある。

 県警によると、事故は22日午前10時15分ごろ発生。名古屋市・栄から県営名古屋空港(同県豊山町)に向かっていたバスが、小牧線豊山南インターチェンジ付近の分離帯に衝突し、横転。そこに乗用車が突っ込み、2人が死亡、7人がけがをした。バスの男性運転手(55)と連絡が取れておらず、県警は死者のうち1人は運転手とみて身元確認を進めている。

 バス運行会社「あおい交通」(同県小牧市)によると、男性運転手に持病はなく、事故前のアルコールチェックや検温でも異常は見つからなかった。

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2022年8月23日のニュース