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三笘、W杯絶望か…左太腿裏肉離れで全治2カ月 森保監督「軽症ではないのでは、と聞いています」

[ 2026年5月11日 05:00 ]

プレミアリーグ   ブライトン3-0ウルバーハンプトン ( 2026年5月9日 )

ウルバーハンプトン戦の後半、負傷し引き揚げるブライトンの三笘
Photo By 共同

 サッカーのイングランド・プレミアリーグでブライトンに所属する日本代表MF三笘薫(28)が9日、ウルバーハンプトン戦で左太腿裏を痛め、W杯北中米大会(6月11日開幕)の出場が絶望となる可能性が出てきた。診断は公表されていないが、複数の関係者によれば肉離れで全治2カ月程度とみられることが判明。目標の初優勝に向けて15日にW杯メンバーの発表を控える森保ジャパンが大打撃に見舞われた。

 激痛に三笘が顔をゆがめ、右手を挙げてプレーを止めた。後半10分、左サイドで走りながらロングボールに反応し、右肩付近でトラップした直後だった。左手は左太腿裏を押さえ、ピッチに倒れ込む。仰向けになって両手で顔を覆い、駆け寄ったチームメートも悲痛な表情。医療スタッフの措置を受け、3分後には自力でピッチを去ったが、左足を引きずる姿が痛々しかった。

 複数の関係者によれば、全治2カ月程度の重症であることが判明。10日のFC東京―東京V戦を視察した日本代表の森保監督は「正確な情報として報告は受けてないです。回復にどれくらい期間を要するか分からない」とした上で「軽症であることを願ってますけど、軽症ではないのでは、と聞いています」と表情を曇らせた。

 日本代表が6月14日のオランダ戦を皮切りに戦うW杯1次リーグ3試合はもちろん、同28日からの決勝トーナメントも大半は棒に振る見通し。今季、同じく太腿を痛めたMF鎌田大地(クリスタルパレス)は試合復帰までに約2カ月、MF久保建英(Rソシエダード)は約3カ月を要した。松葉づえで会場を去ったと報じられた三笘が、15日のW杯メンバー発表で選ばれる可能性が低くなったことは間違いない。

 三笘が外れることになれば、森保ジャパンへのダメージは計り知れない。世界最高峰のプレミアリーグで故障に泣いた今季こそ出場25試合で3得点1アシストにとどまるが、昨季は日本選手初の2桁到達となる10得点。代表に復帰した3月の英国遠征ではイングランド戦で得点し、聖地ウェンブリーでの歴史的な初勝利を演出した。本場の欧州で日本サッカーの躍進を象徴する存在となり、W杯では主力中の主力として活躍が期待されていた。

 代表攻撃陣では昨年12月に左膝前十字じん帯断裂の重症を負った南野拓実(モナコ)、今月3日に右鎖骨を骨折した鈴木唯人(フライブルク)に続く離脱。メンバー発表を前にこれ以上ケガ人が出ないことを祈るしかない。

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