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【ブレーク候補生】新潟U―18主将のDF岡崎 急成長中のCBは「少しでも早くビッグスワンのピッチに」

[ 2026年4月20日 07:00 ]

両足から正確なパスを繰り出す岡崎
Photo By スポニチ

 サッカー界の未来を担う逸材を取り上げるスポニチ新潟版の企画「ブレーク候補生」。今回はアルビレックス新潟U―18で主将を務めているDF岡崎我徠(がく、18)だ。本格転向してから1年にも満たないセンターバックは両足から放たれる正確なロングフィードが武器で、苦手だった守備も成長中。個人ではトップチーム、チームとしてはプレミアリーグへの“ダブル昇格”を目標に掲げ、努力を重ねている。

 新潟U―18に加入当初は1メートル74だった身長が1メートル82まで伸びた。岡崎が中盤からセンターバックに本格的に転向したのが昨夏。持ち味の正確なフィードやキック力を生かせる場を手にして才能が開花した。「ボールを持てて、ビルドアップの起点になれる。今はセンターバックが一番楽しい」と目を輝かせる。

 小、中学生時代は主にシャドーやボランチ。新潟U―18でもシャドーが基本で、Aチームに上がった昨季はサイドハーフやサイドバックもこなしていた。センターバックの抜てきは「いきなりだった」と振り返る。後方で展開力のある選手が必要で、さらに1年後の最終ラインの軸を求めていたチーム事情もあった。

 プリンスリーグ北信越の途中から先発起用され、本格的に転向。「サイドへの配球は得意」と胸を張る高い精度のキックが戦術にもはまった。加えて相手最終ラインの背後にピンポイントに落とすボールも転向後に磨きをかけ、チームの同リーグ優勝に貢献した。

 当初は中盤に戻りたい気持ちもあった。それでもやりがいや責任感が増し「センターバックで頑張ろうと決めた」と現在は腹をくくり、苦手だった守備の克服にも目を向ける。選手個人の目標達成をサポートする塩原南歩利アカデミーIDPコーチと空中戦や1対1に重点的に取り組む日々だ。3月にはユース年代の強豪チームが集まるサニックス杯で、プレミアリーグ所属の青森山田高との対戦を通して競り合いの成長を実感。大会ベストイレブンにも選ばれ、自信も生まれた。

 今季の大きな目標は2つある。一つは昨季プレーオフ決勝で逃したプレミアリーグ昇格。もう一つは「少しでも早くビッグスワンのピッチに立ちたい」と見据えるトップ昇格だ。1、2年時とは違い、3月のトップチームへの練習参加はセンターバックとして加わり、球際の強さなどやるべきことは明確になった。

 岡崎は言葉に力を込める。「この世代No・1のセンターバックになりたい」。急成長中の注目株は、まだまだ伸びる。(西巻 賢介)

 ◇岡崎 我徠(おかざき・がく)2008年(平20)4月14日生まれ、新潟市秋葉区出身の18歳。6歳からサッカーを始め、ジェス新潟東SC―JFAアカデミー福島U―15イースト。アルビレックス新潟U―18では2年からAチーム。好きな選手は元スペイン代表DFのセルヒオ・ラモス。1メートル82、71キロ。利き足は右。

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