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【J2新潟「新戦力」(12)】「J1でやることが夢」というDF加藤は新天地でものし上がる

[ 2026年2月7日 04:30 ]

左サイドバックの定位置を狙う加藤
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 ここまでJFL、J3、J2とステップアップしてきたDF加藤徹也(29)の目標は、明確だ。「今は海外に行く選手が多いけれど、僕にとってはJ1でやることが夢」。そのために新潟を選んだ左サイドバックは定位置の確保へ、がむしゃらにアピールする。

 当時JFLの奈良に志願して練習参加し、練習試合でハットトリックを決めてオファーを勝ち取った。ただ「1年目はきつかった」。アマチュア契約で午前は練習、午後は工場で午後7時までアルバイト。選手寮もなく、平日に公式戦があれば収入は減り、少ない時の月収は約12万円だった。「当時付き合っていた今の奥さんに時々、ご飯で助けてもらっていた」と感謝の思いを込めて振り返る。

 奈良で5年目の22年にプロ契約を勝ち取り、同時にJ3昇格を果たした。24年にも移籍した今治でJ2に昇格。うれしさ、達成感は言葉にできないほどで「だからサッカーはやめられない」と笑う。

 堅実な守備、ポジショニングにこだわらない攻撃参加が売りで、昨季に初めて経験したJ2も「やれるというのは実感できた」と手応えは十分。「言い方は悪いけど、(相手を)削ってでもポジションを取りにいかないと(新潟に)来た意味がない」。強い気持ちで新天地でも存在を輝かせ、のし上がる。(西巻 賢介)

 ◇加藤 徹也(かとう・てつや)1996年(平8)3月13日生まれ、福島県出身の29歳。聖和学園高―びわこ成蹊スポーツ大―奈良―今治。左サイドバックのほかにセンターバックもできる。昨季は32試合出場。背番号は3。1メートル81、75キロ。利き足は左。

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