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帝京長岡DF吉田龍悟 全国高校選手権で8強入りに貢献 今年は「3冠を目指す」

[ 2026年1月28日 04:20 ]

新チームで守備の要となる帝京長岡・吉田
Photo By スポニチ

 新潟県内で将来のサッカー界を担える逸材を紹介する「ブレーク候補生」。今回は年末年始にかけて行われた「第104回全国高校サッカー選手権大会」で5大会ぶりに8強入りを果たした帝京長岡高のDF吉田龍悟(りご、2年)だ。高い身体能力を武器とするセンターバックは昨年からレギュラーの座を勝ち取り、全国大会で貴重な経験を積んだ。新チームで今度こそ日本一を勝ち取るために、守備の要としての成長を誓う。

04 ベスト8に入った昨夏のインターハイと年末年始の選手権に加え、プレミアリーグでも全試合で先発出場を果たした。高校年代の3大大会で経験を積み、着実に成長。「今年はリーダーとして守備を支える」と自覚十分の吉田は「(3大大会の)3冠を目指す」と明確な目標を掲げて新チームで動き出した。

 両親が英国人と日本人の父と、日本人の母の間に生まれた。「強みは対人と空中戦」と言い、中学2年から始めたセンターバックで天性の身体能力を発揮。インターセプトや、こぼれ球の奪取でも際立った強さを見せている。

 その能力をコンスタントに発揮できるようになったのは経験が大きい。1年時は「びびっていた」とAチームの練習に入っても自信がなく、アピールできなかったが、身体能力を買われて昨年の新チーム発足時に主力に抜てきされた。特にプレミアリーグでは大きな刺激を受ける。昨季26ゴールで西地区得点王になったU―18日本代表FWの大西利都(名古屋U―18)ら、同世代のトップ選手との対戦が、成長を促すスイッチを押した。

 試合を重ねるごとにメンタル面も強化。ビルドアップ能力などの改善点も明確になり、成長スピードは増した。進歩の証とも言えるのが、今月4日の選手権準々決勝の尚志戦でのブロックだ。「絶対に守りたいと、必死に追った」と後半19分にカウンターのピンチを体を張って防ぎ「プレミアでぎりぎりの戦いをやってきたことが出せた」と胸を張る。

 今年も成長速度を緩めるつもりはない。新チームでは副主将を務め、23日に長岡市の同校グラウンドに約80センチの雪が積もった際は「勢いを持っていこう!」と練習の一環で行った雪かきでも盛り上げた。U―17日本高校選抜候補にも名を連ね「絶対に選ばれたい」と27日まで選考合宿に臨み、同年代の選手たちから刺激も受けた。より多くの経験をチームに還元させるため、U―18日本代表入りも目標の一つだ。

 「常にいい顔をして、リーダーシップを持ってやりたい」と吉田。個人的にも、チームとしても成長し、日本一につなげる。(西巻 賢介)

 ◇吉田 龍悟(よしだ・りご)2008年(平20)8月15日生まれ、東京都出身の17歳。5歳からサッカーを始め、太子堂FC―ジェファFCU―15。昨季は不動のセンターバックとしてプレミアリーグ全22試合出場。好きな選手はブラジル代表DFのガブリエル(アーセナル)。1メートル83、73キロ。利き足は右。

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