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横浜M中山社長、西野SD1年での契約満了を説明「断腸の思い…任命責任は私にある」 来季へ後任検討中

[ 2025年11月4日 17:28 ]

取材に応じた横浜M・中山社長
Photo By スポニチ

 横浜F・マリノスの中山昭宏社長(58)が4日、横浜市のクラブ本社で取材対応し、西野努スポーティングダイレクター(SD、54)の契約満了について経緯などを説明した。

 就任わずか1年で契約満了。中山社長は「今シーズンの結果と現状を総合的に検討した結果、今回の判断に至った」と説明し「1年間ではあるが、ご尽力していただいたことにクラブとして感謝している。私としても断腸の思いがある」と話した。

 西野氏は今季新監督にスティーブ・ホーランド氏を招へいしたが、キャンプから着手した新システムが機能せず開幕から低迷。一時は最下位に転落し、2度の監督交代という混乱もあった。それでも、今夏の補強が的中。さらに堪能な語学力を生かし、マンチェスターCなどを傘下に置く英国のシティー・フットボール・グループ(CFG)との関係強化にも尽力した。

 中山氏は「(西野氏の)任命責任は私にある」と認めつつ、自らの進退については「今やり切らないといけない責任がある。やり切る方に全力を尽くしたい。まずはやるべきことをやることに注力したい」と話した。

 今後は現チーム統括体制に中山社長も加わりながら来季に向けた編成などを進めていく。西野氏の後任選定も「検討している」。クラブ最大の武器アタッキングフットボール(攻撃的サッカー)については「ゲームモデルのコンテンツにあるような部分を再定義するところから始めたいが、アタッキングフットボールの旗を下ろすことは考えてない」と明言した。

 チームは現在、好調を維持して残留圏内17位で勝ち点37。3試合を残して降格圏18位・横浜FCには勝ち点5差をつけており、次節にも残留が決まる。まずはJ1残留に向けて「一つも落とせる試合はない。引き続き、チーム一丸となって、クラブ全体、マリノスファミリーの力をお借りしながら戦っていく」と話した。

 ◇西野 努(にしの・つとむ)1971年(昭46)3月13日生まれ、奈良県出身の54歳。奈良高、神戸大を経て93年に浦和へ入団。DFとして9シーズンでJ1通算107試合出場6得点。01年限りで現役引退後は産業能率大の教授などを歴任。英語も堪能で英リバプール大への留学経験があり、フットボール産業MBAを取得。20年から浦和でテクニカルダイレクターを務めると、積極的な補強を進め22~23年にはクラブ3度目のACL制覇に貢献。昨季途中に浦和を退団し、今季から横浜Mでスポーティングダイレクターに就任した。

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