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J1残留絶望的も…新潟MF長谷川、ホーム・神戸戦で16試合ぶり勝利つかむ!「やれることをやりたい」

[ 2025年10月23日 05:00 ]

チームの中心として最後まで戦う決意をにじませる新潟・長谷川
Photo By スポニチ

 最下位に低迷するJ1新潟は2日間のオフが明けた22日、新潟・聖籠町のアルビレッジで26日のホームの神戸戦に向けて練習を再開した。残り4試合でJ1残留圏内の17位・横浜Mとの勝ち点差が12で、残留は絶望的な状況。今季エースとして戦ってきたMF長谷川元希(26)はやり場のない悔しさを感じながら、15試合も遠ざかっている勝利をつかむためにもがいている。

 ファンサービスを笑顔で終えた長谷川。その後の取材対応では少しうつむき、悔しさやむなしさが入り交じったような表情を浮かべて「(残留の)可能性はゼロではないけれど、現実的に考えたらほぼ厳しい。僕自身(気持ちを)切り替えられてはない」と正直な胸の内を明かした。

 11日に行った練習試合で脳振とうになり、18日に行われた前節の東京V戦に向けては別メニュー調整が続いた。復帰プログラムが終わり「完全合流の日」だったのが試合当日。状態が上がっていなかったこともあって13試合ぶりのベンチスタートとなったが、後半27分からボランチで出場し、同43分には惜しいミドルシュートも放った。

 しかし、結果は0―1で敗戦。残留圏内の17位の横浜Mが勝ち点を34まで伸ばし、勝ち点差が12、得失点差は18にまで広がった。現在、勝ち点は22で残り4試合を全勝でも勝ち点は34。J1残留の可能性が風前のともしびとなり、2日間のオフを挟んでも切り替えられなかった。それはチームとしての弱さを痛感しているから。この日の練習でも基本的なパス&コントロールのメニューで「普通にミスをするし、それを許している雰囲気もよく分からない」と指摘する。

 26日にホームで対戦する神戸の試合映像を見ても感じた部分がある。2連覇中で今季も優勝争いに加わる強豪とは「個人の質もそうだけど、チームとしての迫力」に差があった。4月6日の対戦では自らのゴールで今季初勝利を挙げた相手ではあるが「全然、違う」と肩を落とす。

 15試合勝ちなし(3分け12敗)という泥沼状態で、神戸戦の前日の25日に横浜M、横浜FCの結果次第でJ2降格が決まる可能性がある。「やらなきゃいけない。やれることをやりたい」と長谷川。ホームで16試合ぶりの白星をつかむため、必死に前を向いた。(西巻 賢介)

 ≪レオ・シルバ氏が激励≫13~16年に新潟でボランチとして活躍し、鹿島や名古屋でもプレーしたレオ・シルバ氏(39)が、クラブハウスを訪れてチームを激励した。23年に母国・ブラジルのチームで引退。現在は代理人を務め、前節の東京V戦も現地で観戦したという。練習終了後にはJ2降格の危機に直面するチームの円陣にも加わり「自分も苦しい状況を経験した。共に戦い、みんなでこういう状況を乗り越えることが重要だ」と言葉をかけていた。

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