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日本代表FW小川 釜本超え史上最速10発狙う! 10日パラグアイ戦「歴史塗り替えなきゃ」

[ 2025年10月8日 05:00 ]

<サッカー日本代表練習>室内で調整した小川(撮影・西海健太郎)
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 サッカー日本代表は合宿2日目の7日、全26選手がそろって千葉市内で調整した。南米の強豪との2試合で、得点が期待されるのが国際Aマッチ10試合9得点を誇るFW小川航基(28=NECナイメヘン)。次戦でゴールを決めれば、8月に死去した元日本代表FW釜本邦茂さんの12試合を超えて史上最速で2桁得点に到達する。系譜を継ぐ本格派ストライカーが、歴史に刻む一発で、9月の2試合で無得点に終わった攻撃陣を活性化させる。

 この日の朝帰国した小川は、室内調整で合流初日を終えた。報道陣の前では疲れの色を見せることなく、和やかな雰囲気で取材対応。南米勢とは初対戦だが「複数得点でインパクトを残したい」と堂々と宣言した。

 釜本さんの死去後、国内で初開催の代表戦。日本協会は一般向けに会場で献花台を設置する。日本最高のストライカーと称され、68年メキシコ五輪得点王、歴代最多の国際Aマッチ通算75得点…。釜本さんが打ち立てた数々の記録の一つに小川は挑む。代表デビューから11試合目での2桁得点到達となれば、12試合の釜本さんを超えて史上最速になる。

 現役時代のプレーを知るはずもないが、小川には釜本さんの名が強く刻まれている。超高校級FWと騒がれ、桐光学園高から磐田に入団した当時。クラブ関係者から「お前は釜本さんのような選手になれると思うし、釜本さんを見てるようだ」と最上級の期待をかけられた。プロ入り後は何度も壁に直面しながら、日本を代表するストライカーの一人に成長。レジェンドの背中を一歩ずつ追いかけてきた。「そういった方に負けないように、期待に応えられるように、どんどん新しい選手が歴史を塗り替えていかなきゃいけない」と思いを強くする。

 クラブでは今季7試合3得点と上々の滑り出しだが、先月の米国遠征は無得点に終わった。絶好調のFW上田からは強烈な刺激を受けている。「一回一回の代表活動がラストチャンスという思いでやっていかないと」。悲壮な決意を込めたシュートを、大先輩も天国から見守っているだろう。

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