×

J2降格危機の新潟 ホームで岡山と1―1で引き分け、これで14試合連続で勝利なし

[ 2025年10月5日 04:30 ]

明治安田J1リーグ第33節   新潟1-1岡山 ( 2025年10月4日    デンカS )

試合後、場内を一周してサポーターにあいさつする新潟イレブン
Photo By スポニチ

 明治安田J1リーグ第33節が4日に行われ、新潟は岡山と1―1で引き分けた。0―1の後半22分にMF白井永地(30)が同点ゴールを決め、その後も攻め込んだが勝ち越せず、これで14試合勝ちなし(3分け11敗)となった。順位は最下位のままで、残留圏内の17位・横浜Mとの勝ち点差は9。残り5試合となり、J2降格の危機は続く。次節は18日、アウェーで東京Vと対戦する。

 1万9567人がスタンドを埋めたホーム。後半に同点とし、さらに攻勢をかけて逆転の予感も漂ったが、時間が足りなかった。大歓声に背中を押されながらも引き分け、17位・横浜Mとの勝ち点差を1しか縮められず。14試合勝ちなしとなった入江徹監督は「前半から(後半の形を)出さないといけなかった。徹底してできなかったのは残念」と悔しがった。

 前半24分、新井がエンドラインを割ろうとしたボールに体を入れたが、岡山の本山に奪われて先制された。「自分が試合を壊した。みんなにもサポーターにも申し訳ない」と新井。開幕から下位に低迷する今季、何度も繰り返されてきた守備のミスからの失点に、雰囲気は重くなった。

 空気を一変させたのは覚悟を持った攻撃だ。後半22分には新井が「なんとしても取り返したい」とペナルティーエリア内に走り込み、右クロス。奥村が頭で折り返し、白井が詰めた。新井と白井の両ボランチがリスクを覚悟してゴール前に上がったことが奏功。白井は「リスクを背負ってどう攻めるか、と試合前も話し合った中でのゴールだった」と振り返る。前節のG大阪戦での新井に続いてボランチの得点は、攻撃に厚みが出てきた証拠だ。

 今季、苦戦し続けたハイプレスに長短のパスを織り交ぜて対応できたのも大きな変化だった。早川は「新しく入ってきた選手も“こうやるんだな”と安定してきた。やっと見えてきた」と連係面の向上を語る。だが、残りは5試合しかない。「もっと早くから構築しないといけなかった。遅すぎる。力になれなかった自分自身の責任…」と声を落とした。

 17位の横浜M、勝ち点31で並ぶ18位の横浜FCがともに敗れたため、次節にJ2降格が決まることはないが、崖っ縁の状況は続く。応援してくれるサポーターのためにも、勝利を目指すしかない。(西巻 賢介)

続きを表示

「サッカーコラム」特集記事

「日本代表(侍ブルー)」特集記事

サッカーの2025年10月5日のニュース