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J3奈良 2日前に着任した小田切新監督の下で初勝利「お互いに信頼関係を築き合いたい」

[ 2025年6月14日 21:25 ]

明治安田J3リーグ第16節   奈良1―0鳥取 ( 2025年6月14日    ロートフィールド奈良 )

<奈良・鳥取>就任初戦を白星で飾り、試合後の会見に臨む奈良・小田切監督(撮影・千田 篤史)
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 鳥取戦から指揮を執ったJ3奈良の小田切道治監督(46)が初勝利を挙げた。奈良はリーグ戦5試合ぶりの勝ち点3を得た。中田一三前監督(52)の「不適切な指導」で始まった混乱は11日に契約解除を発表し、小田切監督が12日に奈良入り。前日の13日にJリーグから監督登録が承認されたばかりで結果が出た。

 再びJ3からJ2を目指す指揮官は「戦術的な部分はダリオ(コーチ)中心にやっていたので、メンタル的な部分を。キツい時間帯でどうするかとか、交代選手には時間帯によってゲームの流れがあるので、そこらへんを少し話しました」と控えめに指示を出したという。「お互いに信頼関係を築き合いながらいいものを作って。最終的な目標を達成できれば」と“小田切色”を徐々に出していく。

 後半30分、FW川谷凪(21)のJリーグ初ゴールが決勝点。FKのこぼれ球をペナルティーエリア外から右足を振り抜いて決めた。「初ゴールが勝ち試合につながって、小田切さんの最初の試合でアピールできて良かった」と胸を張る。主将のDF鈴木大誠(29)は後半25分から途中出場。小田切監督から声をかけられてピッチに出た。「自分がもらった指示は後ろを5枚にするけど、しっかり構えることによって、より前に押し出しやすくする。そういう狙いが監督からあったんで、そこは意識していました」と話す。

 鈴木は監督交代に至る過程で「少なからず選手にダメージはあったと思います。この事象が起こったあとに一度選手だけでミーティングしました。確認したのは“自分たちが現状でできることはピッチで結果を残すしかないよね”ということ。監督が代わってからといって選手としてのスタンスは変わらない。実際に小田切監督がどういうことを僕たちに何を求めるのかまだ分からない状態。(今のサッカーを)継続するのか、変化させるのか分からないし」と新しい指揮官の思いを見極めたいと話した。

 ○…対戦相手の鳥取は連勝が止まった。林健太郎監督(52)は「監督が代わって奈良の選手はモチベーションが違っていた。こちらはピッチ状態の悪さが均等ではなく、つなぐサッカーができなかった」と振り返った。中2日の奈良と違って鳥取は8日の長野戦から準備できた。「天皇杯の京都の試合。その前の高知戦。富山の試合の映像まで見て準備しました」と林監督。アウェー戦はリーグ戦1分け8敗と勝てていない。分析を進めたものの、課題を解消できなかった。

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