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日本代表デビューは“プレミア移籍近道” W杯予選初黒星もMF俵積田は申請可能15点の約半数7点獲得

[ 2025年6月7日 05:00 ]

オーストラリア戦でA代表デビューした俵積田(撮影・小海途 良幹)
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 日本代表は26年W杯北中米大会アジア最終予選で初黒星を喫した敵地オーストラリア戦から一夜明けた6日、同最終戦のインドネシア戦(10日)に向けてオーストラリア・パースから帰国した。MF俵積田晃太(21)ら新戦力がA代表デビューを飾った一戦は苦い敗戦となったが、同時にイングランド・プレミアリーグ移籍につながる“ポイント”を獲得するなど大きな一歩を踏み出した。

 森保ジャパンはオーストラリア戦でW杯予選初黒星を喫した。ほろ苦い一戦となったが、例えば、国内組でA代表デビューを飾った俵積田は、同時に大きな一歩を踏み出していた。日本代表でのデビューはプレミアリーグでプレーするための労働許可証申請に必要なポイント獲得に直結している。いわば「プレミア移籍への近道」と言っていい。

 原則過去2年間の国際Aマッチ出場割合75%が求められていた査証取得は20年のEU離脱以降、イングランド協会の定めるポイント制に変更された。項目の一つ、W杯予選など公式戦の国際Aマッチ出場割合も大きく変わり、FIFAランク20位以内を維持する日本では1試合フル出場にも満たない1%の出場で7点を取得。労働許可証の申請が可能な15点の約半数を稼ぐことができる。21位以下だった以前は、出場20%超でなければ7点は得られなかった。

 追い風を受けるのは主にJ1勢と「低バンド」に属する海外組となる。バンドとは同協会が設定したレベル分けでJ1は下から2番目のバンド5。細かい諸条件はあるが、過去1年間、J1で90%以上出場している選手ならば代表戦1%出場を加えれば、15点に到達可能となる。

 俵積田は今回のデビューで7点を獲得。今後、J1の出場時間が増えればプレミア移籍のチャンスが広がってくる。今季は三笘、遠藤ら5人が世界最高峰の舞台でプレー。日本代表が強くなり、日本代表でプレーすることがプレミア移籍の近道にもなる。新時代に突入している。

 ≪「資格外選手枠」で平河、大橋ら移籍≫イングランドには「資格外選手枠」もある。クラブごと枠に限りがあり、労働許可証を申請できない世界中の有望な若手が競う狭き門。オーストラリア戦で先発した平河、大橋らが続々この枠でイングランド2部に移籍し、今季は同2部で8人がプレーした。海外移籍を多く手がける代理人が「2部はJ1を完全にターゲットにしている」と話すほどの状況は、イングランド全体での日本人への注目度の高さにつながりそうだ。

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