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岳南Fモスペリオ3発でJ3沼津に金星 東海社会人1部クラブが天皇杯初出場に王手

[ 2025年4月27日 20:40 ]

天皇杯静岡県代表決定戦決勝大会準決勝   岳南3―1沼津 ( 2025年4月27日    愛鷹 )

<沼津・岳南>松井(左端)の決勝点に歓喜する岳南Fモスペリオイレブン
Photo By スポニチ

 東海社会人リーグ1部の岳南FモスペリオがJ3沼津に3―1で金星を挙げ、初の本大会出場に王手をかけた。今季無得点だったFW松井拓海(23)が、前半33分にCKからヘディングで決勝ゴール。Jリーグのチームとの公式戦初対戦を制した。決勝に進出した岳南は11日にJFLのホンダFCと本大会切符を懸けて戦う。

 ゴールに飢えたストライカーがここぞの場面で嗅覚を発揮した。1―1で迎えた前半33分の左CK。松井がニアサイドで頭で合わせると、ボールはDFの密集をすり抜けてゴールに吸い込まれた。

 「(点を)取ってやるぞという気持ちがあった。実行できて良かった」。殊勲の今季初得点後には喜びを爆発させバック宙を披露。「絶対やってやろうと思っていた。相手の観客を巻き込んで全部流れを持ってくるという意味もあった」。身体能力が売りのストライカーがド派手なパフォーマンスでスタジアムの空気も変えた。

 松井はその5分前の同点弾の起点にもなった。前線で激しいプレスをかけ、相手DFのミスを見逃さずにボール奪取。ここからゴール前で混戦になると最後はMF原科勇我(26)が押し込んだ。

 松井の気迫に引っ張られるように、チームは強度を落とすことなく攻め立てる。後半15分には、中央を短いパスで崩すとFW平尾拳士朗(24)が落ち着いてゴールに流し込んで突き放した。

 終盤は沼津に攻め込まれたが、守備陣が体を張って追い上げを許さなかった。5年間所属した古巣との対戦となったDF後藤虹介主将(30)は「前からいくということを90分間変えずにできたことが良かった」とアグレッシブな守備スタイルを貫いたことに手応え。2つ上のカテゴリーのJ3を破った後は、1つ上のJFLホンダFCとの決勝が待っている。「ここで満足せずに次も勝つ。まずはその前にリーグ戦に向けて準備したい」。気を引き締めて次戦へ向かうことを宣言した。(萱沼 魁渡)

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