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京都 2発逆転 J1初首位 MF奥川V弾 クラブ史に新たな歴史

[ 2025年4月20日 06:00 ]

明治安田J1第11節   京都2-1新潟 ( 2025年4月19日    デンカS )

新潟―京都 後半、決勝ゴールを決め、駆け出す京都・奥川(左)
Photo By スポニチ

 明治安田J1リーグは1試合が行われ、京都は2―1で新潟に逆転勝ちし、勝ち点21で暫定首位に立った。後半28分にFWラファエル・エリアス(26)が2戦連発となる同点弾を叩き込むと、同41分にはMF奥川雅也(29)がクラブのアウェー通算250得点目となる技ありの勝ち越し弾。1996年のJ参入以降初のJ1首位で、クラブ史に新たな歴史を刻んだ。

 春の珍事とは言わせない。敵地で敗れた浦和戦から中2日。この京都の“火力”の高さこそ、今のチームの強さだ。勝ち越し弾を決めた奥川は「最近は後半でゴールが取れている。たまたま僕のところにボールが来たけど、逆転できる自信があった。交代で入った選手もいいプレーをしていてそれが結果につながった」と胸を張った。

 1点ビハインドで迎えた後半28分、エリアスの得点ランクトップタイとなる今季8得点目で追い付く。同41分には奥川がGKの股を抜く、技あり弾で試合をひっくり返した。実に今季16得点中13得点が後半に挙げたものだ。時間の経過とともに圧力を増していくのが特徴的だ。

 試合開始から積極的なプレスと高いプレー強度で新潟を疲弊させた。後半開始から投入された川崎と須貝がさらなる推進力も注入した。先発6人を入れ替えたチョウ貴裁(チョウ・キジェ)監督は「シーズンがこれで終わってほしい」との冗談の後、「歩いてきた道が間違っていなかったと肯定できる。きついスケジュールの中でエクスキューズせずにやってくれた選手はすばらしい」と誇った。

 17日時点で1試合平均スプリント回数はリーグトップ。中2、3日で立て込んだ7試合を5勝1分け1敗で乗り切った。ただ、現時点が最大出力ではない。マルコ・トゥーリオはまだコンディションが上がりきっておらず、新加入のジョアン・ペドロとパトリック・ウィリアムも順応過程だ。「最終的にいい景色が見られればいい」――。全てのピースがハマった時、初めて奥川の言葉が真実味を帯びる。

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