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モウリーニョ監督の刑事告訴にフェネルバフチェがガラタサライに猛反論「歪曲」「悪意」「法的権利を行使」

[ 2025年2月25日 19:43 ]

フェネルバフチェのモウリーニョ監督(ロイター)

 トルコ1部フェネルバフチェのジョゼ・モウリーニョ監督(62)が人種差別発言をしたとして、ライバルチームのガラタサライが刑事告訴すると24日に発表したことを受け、フェネルバフチェはガラタサライに対して「競争相手をその場から排除し、議題を変更し、操作することを狙ったこの哀れな中傷に対して、私たちは法的権利を行使する」と声明を発表した。

 フェネルバフチェは「この声明は、我が国のサッカーチームとガラタサライの試合後に議題となった話題に関して必要となったものです。試合後のテクニカルディレクター、ジョゼ・モウリーニョ氏の発言は完全に文脈から外れて、意図的に歪曲されたものでした」とチームとしての考えを説明。

 続けて「常識のある人なら誰でも見て理解できると思いますが、ジョゼ・モウリーニョ監督が試合中の審判の判定に対する相手チームのテクニカルスタッフの極端な反応を表現するために使ったこれらの表現は、決して人種差別と結びつくものではありません」とガラタサライの主張に真っ向から反論した。

 そして「この言説を人種差別的なものとして描写しようとするのは、完全に悪意のあるアプローチです。競争相手をその場から排除し、議題を変更し、操作することを狙ったこの哀れな中傷に対して、私たちは法的権利を行使することを国民にお知らせしたいと思います。フェネルバフチェ スポーツクラブ」と法的権利の行使を国民に宣言した。

 「イスタンブール・ダービー」となった同日のフェネルバフチェ―ガラタサライは0-0で引き分けた。モウリーニョ監督は試合後の会見で、この試合のために招へいされたスロベニアの審判団を称賛し、試合直後に控え室まで行って感謝したとコメント。控え室にいたトルコ人の第4の審判に「君が審判だったら大惨事になっていた」と伝えたと明かし、試合序盤の自軍選手のダイブプレーについて「(ガラタサライは)ベンチで猿のように跳びはねていた。トルコ人の審判なら1分でイエローカードを出していただろうし、(抗議で)私は5分で退席させられていただろう」と皮肉を口にした。

 ガラタサライは試合後に出した声明で「モウリーニョ監督はトルコでの監督職に就いて以来、トルコ国民に向けた侮辱的な発言を繰り返してきた」と非難。「今日の彼の言論は単なる不道徳な発言を超えて、明らかに非人道的なレトリックにまでエスカレートしている」と指摘し、モウリーニョ監督を刑事告訴した上でUEFAとFIFAにも文書で正式抗議する方針を明らかにした。

 ポルト、チェルシー、インテル・ミラノ、レアル・マドリードなどで指揮を執り、“スペシャルワン”と呼ばれるモウリーニョ監督は昨年6月、フェネルバフチェの監督に就任。トルコの審判は偏見を持っているなどと批判を繰り広げ、1試合の出場停止処分を科せられていた。

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