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川崎F・安藤が“世界デビュー” 3191日ぶり出場GKの企画記事を海外通信社が配信

[ 2025年2月25日 04:30 ]

3191日ぶりに公式戦に出場した川崎F・安藤(左)
Photo By スポニチ

 サッカーのJ1川崎Fに所属するGK安藤駿介(34)が“世界デビュー”を果たした。18日にホームで行われたセントラルコースト(オーストラリア)とのアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)東地区1次リーグ最終戦で2016年5月25日のナビスコ杯1次リーグ仙台戦以来、3191日ぶりに公式戦に出場。2―0の完封勝利に貢献したプロ17年目のベテランが世界3大通信社に数えられるフランスのAFP通信から取材を受け、記事が世界に配信された。

 クラブハウスで取材が行われたのは試合翌日の19日。以前から控えGKにスポットを当てた特集が企画され、日程が組まれていた中で偶然、取材予定の前日に9年ぶりの出場機会を得た。安藤が「いいタイミングで試合に出た。運もある」と応じたインタビューを基に記事は構成。長年の努力が報われた完封勝利はもちろん、1年だけチームを離れた13年の湘南への期限付き移籍から復帰後は昨季まで11年で公式戦出場が1試合しかなかったこと、その環境でもフロンターレ愛を貫いて再びチームを離れることは考えなかったことなどが紹介されている。

 記事の中で「自信を失ったことや心が折れたことはない。フラストレーションはあるけれど、モチベーションが下がることは決してなかった」と話し、GK全員が自分の出場を信じて練習に取り組むことがチームのためになっていると訴えたベテラン守護神。記事は早くも反響を呼び、個人のSNSに海外から「あなたの姿勢に頭が下がる思いです」などダイレクトメッセージが届いているという。

 安藤は「ありがたいこと。“これからも努力します”と送り返しました」と話し、新たな励みにしているという。セントラルコースト戦後には「他のチームで出場機会をもらえていないGKもいると思う。いい希望になったのでは」と話していた34歳。励みを得ながら自らも他者の励みになる。「次のチャンスに向かって頑張っていきたい」とこれからも淡々と出番に備える。

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