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C大阪・小菊監督、中2日の浦和戦でも「選手は今、試合がしたくてたまらない状態」

[ 2024年10月4日 13:17 ]

浦和戦に備えて練習を見守るC大阪・小菊監督(C)CEREZO OSAKA
Photo By 提供写真

 C大阪は4日、5日のアウェー浦和戦(埼玉スタジアム2002)に向けて小菊昭雄監督(49)らがオンライン取材に対応した。

 小菊監督は浦和戦が大阪ダービーから中2日の日程になったことについて「厳しい日程ではあるのですが、特別な試合で内容を伴った勝利ができた。選手は心身共に充実したタイミングですぐに試合できるのはいいこと。選手はもう今、試合がしたくてしたくてたまらない状態です」と話した。

 C大阪はここ3試合こそ2勝1分けだが、8月11日の広島戦から4連敗。京都には5失点、横浜には4失点するなど内容も悪かった。小菊監督は「少し長いトンネルだったんですが、私自身は攻撃のバージョンアップをしたいという思いがありました。攻撃で相手を上回りたいという中でトライしていましたが、サッカーは攻守のバランスも大事で。もう一度、今いる選手たちで勝てる確率を増やしていこう」と振り返る。

 導き出したのは「私の原点であるハードワークや献身性を100%やれる選手でメンバー選考であったりシステム変更を行った」こと。9月28日の柏戦から4バックから、3バックに変更。左右のウイングバックが守備では5バックになるまで下がるものの、攻撃では前線に厚みを持たせる動きを要求する。2日のG大阪戦は守備でのハードワークが相手ミスを誘って完封した。

 柏戦、G大阪戦と右ウィングバックでフル出場したMF阪田澪哉(20)は4本のシュートを撃つなど、ドリブルからの攻撃力が光った。「自分の特徴であるドリブルであったり、前への推進力は出せましたが、ゴール前のクォリティーは低いですし。守備ではファンアラーノ選手からウェルトン選手に(マークが)代わって慌てた部分があった。試合が終わって監督に次の浦和戦のアウェーに向かってもう一回頑張ろうと言われたので、切り替えてやっていこうって感じです」と謙虚に話す。同じ20歳のMF北野颯太と共にC大阪の起爆剤として浦和でのアウェー戦に挑む。

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