×

バッジョ氏 90年W杯での“思い出”忘れない! 盟友スキラッチ氏悲報に「また君に驚かされた」

[ 2024年9月19日 05:01 ]

ロベルト・バッジョ氏の公式インスタグラム(@robybaggio_official)から。イタリア代表で共闘したスキラッチ氏(右)へ追悼メッセージを載せた

 サッカー元イタリア代表のロベルト・バッジョ氏(57)が18日、自身の公式インスタグラムを更新。59歳で死去した“盟友”元イタリア代表FWサルバトーレ・スキラッチ氏に追悼メッセージを贈った。

 バッジョ氏は“盟友”の訃報を受け自身のSNSで「親愛なる友人よ、またしても君に驚かされたよ。私たちが一緒に経験したITALIA90の魔法のような夜は、永遠に私の心に刻まれることでしょう。イタリアの兄弟よ、永遠に」と追悼。ともに活躍した90年W杯イタリア大会での2ショット写真を載せ、別れを惜しんだ。

 この投稿にネットからは「私たちに夢を与えてくれた2人」「世界で最も美しい“パートナー”よ永遠に」「私がフットボールを愛しているとすれば、それはここにいる2人の紳士のおかげにほかならない」「なんて悲しい日だろう。世界で最も美しいペアの1組であり、おとぎ話」「さらばトト。イタリア全土に夢を与えてくれた、あの歓喜をいつまでも忘れない」といった声が上がった。

 「トト」の愛称で知られたスキラッチ氏はユベントスでの活躍が認められてメンバーに滑り込んだ90年W杯で当初は控えも、オーストリアとの初戦に途中出場して決勝点。大会途中から先発に定着すると、7試合で6得点を挙げた。地元開催でバッジョ氏とともに3位に食い込む原動力になり、優勝した西ドイツのマテウスと準優勝したアルゼンチンのマラドーナを抑えて大会MVPに選ばれた。また、同年のバロンドール(当時欧州最優秀選手)の投票ではマテウスに次ぐ2位に入った。

 ◆サルバトーレ・スキラッチ 1964年12月1日生まれ、イタリア・パレルモ出身。メッシーナから89年にユベントス入りして1年目にイタリア杯、UEFA杯を制覇。90年W杯で6得点を挙げて得点王となり、イタリアの3位に貢献。大会MVPに選ばれ、同年のバロンドール(当時欧州最優秀選手賞)投票で2位。インテル・ミラノ、磐田でもプレー。代表通算16試合7得点。

続きを表示

この記事のフォト

「サッカーコラム」特集記事

「日本代表(侍ブルー)」特集記事

サッカーの2024年9月19日のニュース