森保監督 ヘッドコーチ型から「マネジメント型」に W杯優勝へ激白「その思いを持ってもう一度、出たい」
サッカー日本代表 森保一監督単独インタビュー(1)
26年W杯北中米大会アジア最終予選は来月5日に開幕する。8大会連続の本大会出場を目指す日本代表は29日にメンバーが発表され、5日にホームで中国戦、10日に敵地でバーレーン戦に臨む。絶対に負けられない戦いを前に、森保一監督(56)が本紙の単独インタビューに応じ、ここまでの道のりを振り返りつつ、W杯優勝を目指して戦っていくことを改めて宣言。日本全土を巻き込む躍進を誓った。(取材・構成 垣内 一之)
いよいよ約9カ月間に及ぶ戦いがスタートする。森保監督にとってはコーチ時代も含め3大会連続の本大会出場を目指す道のりだ。
「自分が(日本代表に)携わっている時に、“W杯で優勝する”という夢と目標を持って監督をやらせていただいています。その思いを持ってW杯にもう一度、出たい」
重圧や批判など、外敵との戦いも想定される中、指揮官の顔に不安の色は全く見られない。むしろその表情からは希望、野望が満ちあふれていた。
もちろん、そのための準備も進めてきた。例えば消化試合となった6月のW杯2次予選のシリア戦。8強で終わった(1~2月の)アジア杯では相手の前からのプレスとロングボールに苦しんだため、前半は3バックから瞬時に4バックに可変する布陣を、後半からはセンターバック4枚(冨安、板倉、町田、伊藤洋)を並べる新システムにトライした。
「アジア杯では相手に研究されて難しい戦いになった。最初のシステム上の形だけでは、相手を止める、相手の弱点を突いていくことはできない。そこからどう可変して攻撃、守備でわれわれの力を出していくか。チームとして最大限のパワーを、個の能力、個と個の能力がグループとしてどう機能性を持てるかを考えた」
22年W杯までの1次政権後は自身のチームへの関わり方にも変化を加えた。
「監督のタイプは大きく分けてコーチ型、マネジメント型があると思います。私は元々広島でも代表でも、ヘッドコーチ型でスタートして、できるだけ自分が現場に立って、ピッチ内外でコンセプト等々も伝えることをやっていました。ただ活動期間が長くなっていき、今はマネジメント型に変わったと思います」
では、その利点とは?
「W杯やアジア杯は別として、W杯予選などは約10日間の短い活動期間で2試合を戦わなければいけない。その中で監督が全てをやっていては、全部が浅く、薄くなってしまう。全てを自分がやるよりも、役割分担した方が、戦術もより深く浸透し、選手たちも思い切ってプレーできることにつながると考えた」
22年W杯後には名波浩コーチ、前田遼一コーチらが新たに入閣。役割を細分化し、自らはコントロールタワーになることでチーム全体の機能性がさらにブラッシュアップされたというわけだ。
◇森保 一(もりやす・はじめ)1968年(昭43)8月23日生まれ、長崎市出身の56歳。現役時代は広島、京都、仙台でプレー。日本代表ではW杯米国大会予選など35戦1得点。04年1月に引退。広島の監督時代に3度優勝。17年10月に東京五輪代表監督に就任し、18年7月からはA代表の監督を兼任した。21年東京五輪は4強、22年W杯カタール大会は16強入り。
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