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元日本代表MF森岡亮太が古巣・神戸に8年半ぶり復帰へ

[ 2024年8月13日 02:00 ]

MF森岡亮太(2023年6月撮影)
Photo By スポニチ

 神戸が元日本代表MF森岡亮太(33)を完全移籍で獲得することが12日までに決定的となった。関係者によると、交渉は細部を詰める段階。近日中に正式発表され、チームに合流する見通しという。

 抜群の技術と左右両足から繰り出される高精度パスを武器とする森岡は、昨季限りでシャルルロワ(ベルギー)を退団。新天地を模索する中、日本復帰も視野に入れて動いていた。複数クラブが興味を示す中で2010年から6年間、プロキャリアをスタートさせた神戸が獲得レースに参戦。8年半ぶりにクリムゾンレッドのユニホームに袖を通す可能性が高まった。

 神戸時代はトップ下の“ファンタジスタ”タイプだったが、海外でタックル数やセカンドボール回収率が格段に成長。攻撃力と守備力を備える万能型MFに変貌した。直近2年間は腰痛などの影響でスタメン出場機会が激減していたものの、現在のコンディションは上向いているという。

 リーグ戦では現在5位。9月にはACLエリートも始まる。リーグ2連覇、そして悲願のアジア制覇への“ラストピース”として期待される。

 ◇森岡 亮太(もりおか・りょうた) 1991年(平3)4月12日生まれ、京都府城陽市出身の33歳。久御山高から10年に神戸入団。16年1月にウロツワフ(ポーランド)へ完全移籍し、その後はアンデルレヒトやシャルルロワなどベルギー国内でプレー。14年9月5日のキリン杯ウルグアイ戦でA代表デビュー。国際Aマッチ通算5試合出場。1メートル80、70キロ。利き足は右。

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