×

【サッカー女子】スペインが初の4強進出!コロンビアにあわや敗退危機も…終盤2点差追いつきPK戦制す

[ 2024年8月4日 03:04 ]

パリ五輪第9日 サッカー女子準々決勝   スペイン2―2(PK4―2)コロンビア ( 2024年8月3日    リヨン競技場 )

<パリ五輪サッカー女子 スペイン・コロンビア>後半アディッショナルタイム、同点に追いつき喜びを爆発させるスペイン代表イレブン(AP)
Photo By AP

 パリ五輪サッカー女子は3日、準々決勝が行われ、世界ランク1位スペインが同22位コロンビアにまさかの大苦戦。1点リードを許した後半アディッショナルタイムにDFパレデス(バルセロナ)が劇的な同点ゴール。2―2のまま延長戦でも決着つかず。突入したPK戦を4―2で制し、初の4強進出。苦しみながらも悲願の金メダル獲得へ前進した。

 W杯女王ながら意外にもこれが五輪初出場となったスペインは、1次リーグ初戦で日本に快勝。続くナイジェリア、ブラジルも撃破し1次リーグ3戦全勝の首位通過を飾り、初のメダル獲得へ弾みをつけた。

 しかし、8強進出チームで最も世界ランクの低かったコロンビアとの準々決勝でまさかの展開。前半12分、カウンターからFWラミレス(チェルシー)に先制ゴールを許すと後半8分にも失点。0―2とリードを許してしまった。

 それでも昨年女子バロンドール(世界年間最優秀選手賞)を初受賞したMFボンマティ(バルセロナ)を筆頭とした豪華タレントがコロンビアゴールに襲いかかると、後半34分に途中出場のFWエルモソ(ティグレス)が1点を返す。そして後半アディッショナルタイムには左からのクロスに飛び込んだDFパレデスが起死回生の同点ゴールを挙げた。

 勝負は2―2のまま延長戦でも決着つかず。突入したPK戦ではGKコル(バルセロナ)が相手1人目のシュートをセーブ。コロンビアの3人目も失敗すると、スペインは4人連続で成功。初の4強進出を決め、準決勝ではフランス―ブラジル戦の勝者と対戦することになった。

続きを表示

この記事のフォト

「サッカーコラム」特集記事

「日本代表(侍ブルー)」特集記事

サッカーの2024年8月4日のニュース