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【サッカー女子】4強出そろう!日本に敗れたブラジルが開催国フランス撃破 ドローン騒動カナダは敗退

[ 2024年8月4日 06:10 ]

パリ五輪第9日 サッカー女子準々決勝 ( 2024年8月3日 )

<パリ五輪サッカー女子 フランス・ブラジル>準決勝進出を決め喜ぶブラジル代表イレブンと落胆するフランス代表イレブンら(ロイター)

 パリ五輪サッカー女子は3日、準々決勝が行われ、4試合中3試合が延長戦に突入する激戦。1次リーグ第2戦で日本に敗れた世界ランク9位ブラジルは開催国フランス(同2位)を1―0で下し、2大会ぶりの4強進出。準決勝の対戦カードはブラジル―スペイン(同1位)、米国(同5位)―ドイツ(同4位)に決まった。

 準々決勝第1試合は史上最多4度の優勝を誇る米国が日本(同7位)を延長戦の末に1―0と下し、2大会連続の4強進出。日本は2大会連続の8強敗退となった。

 第2試合では昨年のW杯女王スペインがコロンビア(同22位)にまさかの大苦戦。後半33分まで2点リードを許す苦しい展開となったが、終盤の2得点で追いつき延長戦へ。2―2のまま突入したPK戦を4―2で制し、初の4強入り。初出場ながら金メダル獲得という快挙へまた一歩前進した。

 第3試合はドイツ(同4位)が前回金メダルのカナダ(同8位)と0―0のまま延長戦でも決着つかず。PK戦を4―2で制し、2大会ぶりの4強進出。ドローン騒動などに揺れたカナダは勝ち点「―6」という逆境を1次リーグ3戦全勝で突破する快進撃を見せたが、大会連覇の夢は散った。

 そして第4試合はブラジルが開催国フランスに1―0で勝利。大黒柱のエースFWマルタを出場停止で欠きながらも、FWガビポルチリョが後半37分に値千金の決勝弾。08年北京大会以来となるメダル獲得へ弾みをつけた。

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