【蹴トピ】W杯で日本人主審の笛もう一度 JFAが若手エリート育成着手 直近2大会は第4審判止まり
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W杯での日本人主審“復活”へ、日本サッカー協会(JFA)の審判委員会が改革に取り組んでいる。最近2大会で試合の割り当てを外れた中、若手を対象にエリート育成に着手。26~27年シーズンの秋春制移行に合わせてJ1主審の全員プロ化も図る。扇谷健司審判委員長(53)が日本の競技力向上にもつながる試みと狙いを語った。(東 信人)
審判委員会が今後2年間の取り組みで柱の一つに挙げたエリート審判員育成の制度化。アジア連盟(AFC)の審判アカデミーが来年から25~32歳に絞った育成に注力していく方針を打ち出したことを受け、日本でも若年層の成長を促進する。
「若手強化が大きなウエートを占める。選手は半年前に評価されればW杯代表に入ることもできるが、審判はしっかりした仕組みをつくっていかないと」と扇谷委員長は力を込める。胸中にはW杯を見据えた思いがある。
98年フランス大会から7大会でW杯派遣が続く日本人審判。「アジアでここまで続けて出場している国はない」。そのうち5大会で主審として笛を吹き、3位決定戦や開幕戦の担当も輩出してきた。しかし、直近2大会では選手交代の手続きや非常時に主審の代役を務める第4審判止まり。厳しい見極めの中で技量を発揮する場はなかった。
「W杯での笛は目標になる。そういう審判が常に出てほしい。やっぱり決勝トーナメントで。同じ人間が2大会連続で出れば、1回目が1次リーグで2回目が決勝トーナメントという流れがある。20代後半でAFCアカデミーに入って30代後半でW杯に行けたら…」
そのために今年から25歳以下を目安に2級審判を対象にしたJFAセレクションを試験運用。各地区協会の推薦で約40人を集め、合宿などで能力を見極めている。本格運用する来年からは学連なども含めて幅広く人材を選び、クリアすれば昨年立ち上げた少数精鋭の1級審判が集うJFAアカデミーに昇格。さらに競争を勝ち抜けばAFCアカデミーで3年の課程を経て、これまでにない早さで国際審判への道が開ける。
4級から1級、さらに1級の中でもJFLやJ3を経てJ1まで段階を踏む従来課程では、1級になってからプロ審判員(PR)まで8年程度を要していたが、2級からエリートへ道が開ける新課程では「できれば5~6年で」と扇谷委員長。育成の前倒しと期間短縮でW杯での日本人審判の成功を後押しする。
≪J1主審の全員プロ化も改革の柱に≫
J1主審の全員プロ化も改革の重要な柱になる。02年のプロ審判員制度(現PR)採用から数を増やし、現在は主審14人がプロ。今季は兼業7人を加えた21人でJ1日程を消化し、2年後にプロ専任を20人とすることが目標達成の目安になる。
扇谷委員長はプロ化の必要性に関し「競技レベルが非常に上がっている」と指摘する。能力と技術が向上した選手の強度が高いプレーに対処するには日々のトレーニング、体のケアや予測されるプレーの分析など入念な準備が必要だが、兼業審判は1日約8時間働いた上での対応になり「正直、限界はある」と扇谷委員長。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)に伴う判定変更や判定動画拡散など難しい問題も抱え「少なくとも影響の強いJ1はプロにしていかないと」と訴える。
「判定の精度を上げることがサッカーの発展につながる。審判の質が高くなれば選手が集中してプレーの質が高くなる」とエリート審判員育成と並行してプロ化を進めていく。
≪プロ審判員、月1回のキャンプで技術向上へ≫
主審14人、副審5人のPRは月1回のキャンプで技能向上を図っている。プレー動画で判定の可否や問題点を討議。走力に重点を置いたメニューで体を追い込む。教員などを経てPR3年目の中村太審判員(45)は「以前は満員電車に乗って仕事を終えてからで審判にかけられる時間が短かった。(合宿で)仲間がいるとトレーニングの強度も上がる」と指摘。10年目の山本雄大審判員(41)は「(判定が)グレーの部分でどれだけ納得感を持ってもらえるか。ポジショニングや笛のタイミング、立ち居振る舞い。いろいろ磨いていかないと」と課題を挙げた。
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