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日本代表MF川村拓夢を獲得へ オーストリアの名門ザルツブルクが2・5億円移籍金用意

[ 2024年6月11日 03:00 ]

ミャンマー戦に出場した川村拓夢
Photo By スポニチ

 オーストリア1部の名門ザルツブルクが、日本代表MF川村拓夢(24=広島)の獲得に乗り出していることが10日までに分かった。複数の関係者によれば、豊富な運動量と高い技術を誇る川村の実力を高く評価。推定150万ユーロ(約2億5000万円)の移籍金を用意し完全移籍で獲得する意思を示しているという。

 ザルツブルクはリーグ優勝17回を誇る名門。05年に地元の大手飲料メーカーのレッドブルがクラブを買収し、潤沢な資金を生かして傘下のドイツ1部ライプチヒとともにチーム強化を進めている。レギュラーシーズンを制した今季は、惜しくも優勝プレーオフで2位。それでも来季の欧州CL出場権(予選3回戦から出場)を獲得しており、チーム強化に日本代表にも名を連ねる川村をリストアップしたという。

 チームは来季、今季限りでリバプールを退団した名将ユルゲン・クロップ監督の下でコーチを務めたペピン・リンダース氏が新指揮官に就任。過去に南野や遠藤を指導した経験もあり、加入が実現すれば、日本人選手の特徴を熟知しているのも川村にとっては大きい。

 川村はA代表デビューした今年の元日に行われたタイ戦で代表初得点をマーク。6日のミャンマー戦も途中出場し、地元で行われるシリア戦は先発の可能性もある。Eピースは実家から電車で15分程度で「日本代表として帰ってこられたのは凄くうれしい」。両親も観戦予定の一戦で、まずはその実力を見せつける。

 ◇川村 拓夢(かわむら・たくむ)1999年(平11)8月28日生まれ、広島市出身の24歳。中学から広島のアカデミーで育ち、18年にトップ昇格。19~21年はJ2愛媛で武者修行。22年に広島に復帰し、同年のJリーグ最優秀ゴール賞を受賞。国際Aマッチ2試合1得点。1メートル83、76キロ。利き足は左。

 ▽レッドブル・ザルツブルク 創設は1933年。本拠地はオーストリアのザルツブルク。リーグ優勝17回、オーストリア杯制覇8回を誇る名門。05年に飲料メーカーのレッドブルがクラブを買収。過去には06~09年に宮本恒靖(現JFA会長)、07年~08年に三都主アレサンドロ、15年~19年に南野拓実(モナコ)らが在籍。指揮官は来季からペピン・リンダース氏(41)が就任。ホームスタジアムはレッドブル・アレナで3万188人収容。

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