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久保建英 3バックは「本当に強い相手とやらないと分からない。試したことに価値がある」攻撃ではOG誘発

[ 2024年6月11日 22:37 ]

W杯北中米大会アジア2次予選B組   日本5―0シリア ( 2024年6月11日    エディオンピースウイング広島 )

<日本・シリア>前半、久保(左)がパスを出し相手にあたって3点目が生まれた(撮影・西海健太郎)
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 サッカー日本代表は11日、26年W杯北中米大会アジア2次予選最終第6戦・本拠シリア戦に5―0と勝利。広島では20年ぶり、新スタジアム・エディオンピースウイング広島としては記念すべき初の国際Aマッチを白星で飾り、同予選6戦全勝24得点無失点という圧倒的な成績で9月からの最終予選へ弾みをつけた。 試合結果

 先発出場したMF久保建英(23=Rソシエダード)は前半19分、中村のスルーパスを受けるとドリブルで持ち上がり、右サイドへ展開。チーム2点目となる堂安のゴールの起点となった。さらに同22分にはゴール前で出したパスが相手DFに当たり、そのままゴールイン。オウンゴール(OG)となって3点目が生まれた。

 6日のミャンマー戦はコンディション不良で欠場。「最初から60分の時間限定付きだった」と明かしたように後半で相馬と交代したが、「ケガは怖かったけど、終わってみたらスプリントもできて、やれたかなと思う」と振り返った。さらに「出たらやれると思っていましたけど、今はそれを言える実力も付いていると思うので、変わったのはそこじゃないですかね。常に自信を持っていないと代表には来られないと思うので。あれだけスペインでやれていたら代表でやれない理由はないので」と自信を見せた。

 積極的な守備についても「攻撃を僕ができるのはみんな分かっている。守備のところでできるところを見せておかないと。そこがネックだと言われたくないので、守備もやれるよ、というのを今日は広島のファンの皆さんに見せられたと思う」と自賛した。

 3バックについては「本当に強い相手とやらないと、この3バックが正解か分からない。今は僕たちもサポーターの皆さんも静観して、とりあえず試したことに価値があると思うので。どうなってくるか楽しみではあります」と慎重な姿勢。最終予選に向けても「全力で臨まなきゃいけないですし、W杯に向けて絶対に落とせない戦い」と気を引き締めた。

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