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横浜の新星FW19歳・塩貝 特別指定選手最年少弾!初スタメンで初ゴール「やれる自信あった」

[ 2024年4月14日 04:45 ]

明治安田J1リーグ第8節   横浜2ー2湘南 ( 2024年4月13日    日産ス )

<横浜・湘南>前半、先制ゴールを決め、ナム・テヒ(左)らチームメートに祝福される横浜・塩貝(右)(撮影・木村 揚輔) 
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 明治安田J1リーグは13日、各地で8試合が行われ、現役の慶大2年生で横浜F・マリノスのFW塩貝健人(19)が湘南戦にプロ初先発し、前半21分に先制ゴールを決めた。特別指定選手としては8人目で歴代最年少ゴールとなった。試合は2―2で引き分けた。鹿島は関学大卒のルーキー、DF濃野公人(22)のプロ初ゴールで京都に1―0で勝利。町田は神戸に1―2で敗れ、首位から陥落した。

 大学生Jリーガーの塩貝が鮮烈なインパクトを残した。前半21分、水沼がゴールラインぎりぎりから出したクロスに右足で難なく合わせ先制弾を流し込んだ。J1初先発で初ゴール。「やれる自信はあった。早く試合に出たいと思っていた」と胸を張った。

 現役の慶大2年生で1月に27年からの横浜入りが内定。特別指定選手に登録され、途中出場した10日のG大阪戦でJ1デビューしたばかりだ。今回はキューウェル監督から1トップに抜てきされ、先発。持ち前のハードワークと馬力、得意のドリブルも見せ、前半から相手ゴールを何度も脅かした。

 性格は、電車でも自身より背の高い人を見かければ背伸びするほどの負けず嫌い。横浜FCの育成組織からユースに昇格できなかった悔しさは進学した国学院久我山高での猛烈な努力に変わった。22年度には全国選手権で活躍し、日本高校サッカー選抜入りするまでに成長した。

 だからこそ、引き分けた一戦に「自分が(他の好機を)決めていたら勝てた」と猛烈に悔しがった。1年から10番を背負う慶大での活動は今後も続ける予定で14日のリーグ戦にも出場意欲を見せる。夢は「一刻でも早くJ1得点王」。横浜に頼もしい新星が出現した。

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