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C大阪がクラブ記録更新する開幕から8試合無敗で首位浮上!! セアラ「このまま突っ走っていける」

[ 2024年4月14日 06:00 ]

明治安田J1リーグ第8節   C大阪1―0川崎F ( 2024年4月13日    ヨドコウ桜スタジアム )

<C大阪・川崎F>後半25分、先制ゴールを決めたC大阪のレオ・セアラ(撮影・長嶋 久樹)
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 C大阪はホームで川崎Fを1―0で下して勝ち点を18に伸ばし、首位に浮上した。FWレオ・セアラ(29)が3試合連続ゴール。開幕から8試合無敗でクラブ記録をまた更新した。首位に立つのは2020年7月8日の第3節清水戦以来4年ぶり。

 桜の戦士たちが、満開の時を迎えた。C大阪は開幕からの無敗を8に更新し、2連勝で首位に立った。DF登里にとっては初の古巣戦。DF船木は26回目の誕生日で、そのすべてを飾るメモリアルな一日になった。

 ヒーローはまたしてもセアラだった。後半25分、FWカピシャーバの左サイドからのクロスに頭で合わせ、昨季移籍後では最長となる3戦連発だ。チャンスを演出しても得点を奪えないもどかしい展開が続いたが、一撃で打破し「やるべきことをやり続ければ、このまま突っ走っていけるんじゃないか」と胸を張った。11日は愛妻ローレナさんの30回目の誕生日で、大阪市内のレストランでお祝いした。家族にささげるゴールに、「本当にうれしい」と喜んだ。

 8戦無敗も驚異的だが、全試合で先制点を挙げ、リードを一度も許していない。苦しい展開になっても内容がともなってきた。小菊昭雄監督は言葉に力を込める。「8節といえど、C大阪の名前が(首位に)刻まれているのは非常に幸せ。歩みを止めず一気に加速していく」。4月も下旬となればこぼれ桜の季節だが、桜の戦士たちは初のリーグ優勝の瞬間まで咲き誇るつもりだ。 (北野 将市)

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