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神戸DF酒井高徳「当たり前にやってきたことをもっと当たり前にやんなきゃ」柏戦黒星の要因に言及

[ 2024年3月3日 01:40 ]

明治安田J1リーグ第2節   神戸0―1柏 ( 2024年3月2日    ノエビアスタジアム神戸 )

神戸DF酒井高徳
Photo By スポニチ

 試合前からのアクシデント続きで今季初黒星を喫した王者・神戸だが、“闘将”DF酒井高徳は別のポイントに敗因を求めた。

 「簡単にボールを跳ね返させてしまう。ボールがタッチラインが出るか出ないかの時に誰も追ってない。1人が(プレスに)いったのに対して2人、3人が連動してなくて誰かがいくでしょうとか…。ピンチにはなってないですけど、前半も何回かコミュニケーション不足が見えた。そんな隙は見せちゃダメ。“これくらいで良いだろう”“ボールが出るだろう”というのが出ちゃったのかなとは個人的に思う。自分も含めてですけど、チームとしてもっと引き締めなきゃいけない」

 柏の方が攻守の切り替えが速く、セカンドボールを拾われることが多かった1戦。吉田孝行監督不在の影響を問われると「当然、指揮を執ってもらうことがチームにとって1番プラスなのは間違いない。ただ最後1メートルのボールを出さないとか、追いかけるとか寄せるとかは監督がいくら言っても、ピッチ上で表現する自分たちの責任。僕らがやんなきゃいけないところを怠ってしまった」と戦う姿勢が足りなかったことを敗因に挙げた。

 「そこの労を惜しまないところを、この早いタイミングで肝に命じられることができたのは良かった。チームとして当たり前にやってきたことをもっと当たり前にやんなきゃいけない」。昨年は敗れた直後の1戦は5戦全勝。次戦・FC東京戦で再び強靱なリバウンドメンタリティーを発揮する。

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