JFA反町技術委員長　森保監督続投に「サポートをして、W杯に向けて準備していく」アジア杯課題にも言及

イラン戦敗戦後、円陣で厳しい表情を見せる森保監督
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　日本協会の反町康治技術委員長（59）が8日に行われた技術員会後にオンラインで取材対応した。

　8強敗退に終わったアジア杯についてはチームに同行した山本昌邦ナショナルチームダイレクター（65）の報告を元に1時間ほど議論。アジア杯ワーストとなった8失点中5失点を喫したセットプレーについて同委員長は「今後の課題として明らかなので、それについてのアプローチの方法であるとか、そういうところはしっかりと見直さなければいけない」と指摘した。

　一方で攻撃に関しては「中盤の選手も前線の選手も含めて、攻撃のクオリティ自体はそんなに悪くはない。ただフィニッシュのところ、枠内のシートの数字では少し課題が残った。日本の良さである攻守の切り替えのところでは、全体を通してらしさが出てたと思います」と総括した。

　また、既に田嶋幸三会長（66）が続投を明言している日本代表の森保一監督（55）に関しては「（技術）委員からは非常に肯定的な部分と、厳しい声なんかも聞こえてきましたけども、基本的には我々は今まで以上にしっかりとサポートをして、ワールドカップに向けて、準備していくという感じでコンセンサスは得ています」と強調した。