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神戸DF菊池流帆が背番号変更の理由を明かす「全て失ったので…」

[ 2024年2月8日 02:07 ]

メッシと競り合う神戸DF菊池(右)(AP)
Photo By AP

 昨季J1王者の神戸は7日、国立競技場で米メジャーリーグ・サッカー(MLS)のマイアミと対戦。0―0のまま突入したPK戦で、4―3と勝利を飾った。

 アルゼンチン代表FWメッシやFW大迫勇也の2連続ポスト直撃シュートなど見所も多い1戦で、DF菊池流帆は昨年3月4日・G大阪戦以来340日ぶりの有観客試合。今季から背負う背番号「81」の意味も明かした。

 全治8カ月の左膝前十字靭帯損傷で昨年はリーグ1試合のみ。それまでは不動のレギュラーだったが「去年の選手たちがベースになると思うんですけど、自分が違いを出していかないとこのまま埋もれてしまう。全て失ったと思っている。またゼロからはい上がっていく姿を見せられれば良い」。背番号に込めた意味は“這い(81)上がる”。そして、もう一つは菊池らしいユニークなものだ。

 「8番が好きで、本当は“8”を付けたかったのですが、さすがにちょっと“8”は付けれないし、言えなかったんです」。背番号8は昨夏途中まで在籍し、この日も駆けつけたアンドレス・イニエスタが神戸で背負った番号だ。

 初心に帰る1戦だったが、惜しいヘディングシュートやウルグアイ代表FWスアレスのオーバーヘッドにも頭から飛び込む闘志はケガをする以前のまま。「自分の強みをもっとアピールしていく」と気持ちを高めた。

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