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新潟・長谷川元の独創的プレー新たな武器に シントトロイデンに移籍した伊藤涼太郎ほうふつ

[ 2024年1月18日 04:30 ]

新潟から海外、代表入りを目指す長谷川元(アルビレックス新潟提供)
Photo By 提供写真

 沖縄・比屋根(ひやごん)キャンプ中のアルビレックス新潟は17日、タピック県総ひやごんスタジアムで2部練習を行った。J2甲府から完全移籍で加入したMF長谷川元希(25)は、早くも新潟からシントトロイデンに移籍したMF伊藤涼太郎(25)をほうふつさせるプレーで存在感を高めている。

 待ちに待ったボールを使った練習に喜々として取り組んでいる。「みんなうまい。自分はまだまだだと思ったし、もっとやらないと。でも楽しみ」と目を輝かせていた。

 早くもチームメートからは「(伊藤)涼太郎とかぶる」という声が上がっている。長谷川元は「常に比較されると思うけど、そこは超えていかないと」。ボールを受けてからのアイデアあふれるパスや、自ら突破しゴールを目指すスタイルは新潟の新しい武器となりそうだ。

 新潟からは昨年10月ごろにオファーがあったという。「まだ、甲府にJ1の可能性もあったし、ACLもあったので決断まで時間がかかったけど、新潟のサッカーは自分を生かせると思った」と明かす。新潟はボールを保持しながらパスをつないで攻撃するスタイルだが「小さいころからボールを大事にする教えを受けていたので、新潟のサッカーは凄くやりやすいと思う。その中で中央突破とかコンビネーションなどさまざまなアイデアを出していけたら」とイメージを膨らませる。

 今キャンプでのテーマは明確だ。「ケガをしない体づくりと新潟のサッカーを肌感覚でもっと確かめて、プレーで示していけるようにしたい」。一日でも早く新潟のスタイルに順応しようと意気込んでいる。

 背番号は14。「大宮ユースや法大時代にもつけていて好きな番号なので」と理由を明かした。甲府ではエースナンバーの10を背負っていたが「10番はみんなに認められてから」と話す。

 新潟から海外に飛び立った本間、伊藤、三戸らの姿に刺激を受けている。「新潟から海外に行く選手もいるし、自分も海外を目指すには今年がラストチャンスだと思っている。代表も目指したいし、新潟からでも代表になれるということを示したい」と大きな夢にもチャレンジする。

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