FC東京FW熊田 ベルギー1部ゲンク移籍へ　クラブ間ほぼ合意　19歳FWが挑戦

FC東京・熊田直紀
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　ベルギー1部の強豪ゲンクが、FC東京のFW熊田直紀（19）の獲得に動いていることが12日までに分かった。

　関係者によれば既に正式オファーを出しており、クラブ間でもほぼ合意。あとは細部の詰めを残すのみで、買い取りオプション付きの期限付き移籍になる見通しだ。

　FC東京の下部組織で育った熊田は、高い身体能力を誇るストライカー。昨年のU―20アジア杯では得点王の活躍でチームをU―20W杯出場へと導いた。

　ゲンクはリーグ優勝4回を誇る強豪で過去には日本代表FW伊東純也も所属。神村学園のU―17日本代表DF吉永夢希（17）の加入も内定済みだ。活躍次第で24年パリ五輪出場も狙える逸材だけに、今後の活躍に期待がかかる。

　◇熊田　直紀（くまた・なおき）2004年（平16）8月2日生まれ、福島県出身の19歳。郡山市の緑ケ丘サッカースポーツ少年団で本格的にサッカーを始め、中学進学時にFC東京U―15むさし加入。U―18在籍中の22年2月に2種登録選手としてトップ登録され、同4月13日のルヴァン杯湘南戦でデビュー。昨季トップ昇格し9月3日の福岡戦でJ1初得点。日本代表はU―15世代から選出され23年U―20W杯に出場。1メートル83、74キロ。利き足は左。